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2014年11月 8日 (土)

現実世界のエクスカリバー

ファンタジー系の映画やゲームで一番テンションが上がるのはどこだろう。
僕は断然、主人公が新しい力を手に入れるところだと思う。
強力な呪文だったり、巨悪を封印するための道具だったりとどんな力を得るかは作品によって様々だ。

その中でも主人公が剣を扱う物語の場合には、「伝説の剣」なるものが巨悪への決定打として登場することが多い。
その剣自体の名称や伝承は物語によって違うものの、パターンとして

  • 抜き身(鞘に収まってない事)の状態で岩や台座に下向きに刺さっている
  • 選ばれた人間だけがそれを引き抜くことができる

と言った2点が多くの場合共通している。

Zelda
▲鞘の無い剣とか持ち歩くのは邪魔すぎると思う。

 

この「選ばれたものだけが引き抜ける剣」の起源を調べると、『アーサー王伝説』にてアーサー王が使う剣『エクスカリバー』がその元となっているようである。
詳しくはWikipediaにて(丸投げ)。

しかし、ファンタジーでない現実の世界にも実はエクスカリバーっぽい物が多数存在する事に僕は気付いた。
今回はその現実世界に隠されたエクスカリバーをいくつか紹介しようと思う。

その前に、そもそも「エクスカリバーっぽい」とはどういう事か。
先に挙げた2点の他に、エクスカリバーっぽさに僕の視点で独自のルールを設けている。
それは、支点・力点・作用点があることだ。
中学の理科で習ったテコの原理である。
解説するとこうなる。

Illust
▲絵の雑さは許して下さい。

握るところである柄が「力点」。
剣が立つように支えている岩が「支点」。
そして剣ならば「斬る」という、その道具本来の作用である「作用点」。
この3点とそれぞれの位置関係、すなわち「力点が上にあり、支点と作用点が下にある事」が重要である。
これさえ揃っていればどんな物でもエクスカリバーっぽく見えるのである。
例えばボックスティッシュなんかは上に引き抜くという行為は近いのだが、力点と作用点がごっちゃなので結果見た目もそれっぽくない。

それを踏まえた上での一例がこうだ。

Brush
▲私が現実世界のエクスカリバーです。

これはなんだ。

トイレのブラシだ。
上に引っ張ると下の丸いカバーが手前に割れてブラシの部分が出てくる。

何言ってるんだとお思いの方、ちょっと待ってください。
ちゃんと解説します。

Brushex
▲ちゃんと揃ってる!

剣と同じく持ち手が力点、入ってるカバーが支点、そして下半分がブラシという作用点。
エクスカリバーと同じ位置関係で3点が揃っているのだ。

そしてエクスカリバーと同じくこれを引き抜く人間も非常に限られている。
そう、各家庭のカーチャンである。
毎日家事という名の魔王軍と戦うカーチャンこそ勇者であると言っても過言ではない。

これを5点満点で評価させていただくと、

見た目のそれっぽさ ★★★★☆
引き抜く人の勇者度 ★★★☆☆

くらいだろう。

散々冒頭でアーサー王だの伝説の剣だのかっこいい事言ってましたが今回こんな流れです。
では他のエクスカリバーも見てみよう。

Bondex

▲うちの冷蔵庫にあるマヨネーズも同じふうに置いてある。

接着剤だ。
僕が子供の頃は、こんな置き方ができる容器無かったように思うがいつのまにか時代は進化してる。

接着剤のエクスカリバー度
見た目のそれっぽさ ★☆☆☆☆
引き抜く人の勇者度 ★☆☆☆☆

作用点より力点の方がでかすぎるのでエクスカリバー的に見た目のバランスは悪い。

Kittyex
龍槌閃・惨!(るろうに剣心より)

キャラクターのはさみ。
キャプションは今思いついただけだが、これを見た瞬間微妙な気分になったのは確かだ。

キャラクターはさみのエクスカリバー度
見た目のそれっぽさ ★★★☆☆
引き抜く人の勇者度 ★☆☆☆☆

作用点が本物のエクスカリバーと同じ刃物であることはポイントが高い。
でも支点がファンシー過ぎる。

Umbrellaex
▲伝説の剣のバーゲンセール。

コンビニの傘立て。
雨の日にはエクスカリバーでいっぱいになる。

傘のエクスカリバー度
見た目のそれっぽさ ★★★☆☆
引き抜く人の勇者度 ★★★★☆

基本刺した本人だけしか抜くことができないという点で言えば勇者っぽさ満点だが、ごくまれに他人のエクスカリバーを自分のエクスカリバーと間違えて持っていく人がいるので注意が必要だ。
透明のビニールエクスカリバーを使っている人は特に気を付けてもらいたい。

Syabondamaex
▲まさかのテーマドンピシャ。

ホームセンターで安売りされていたシャボン玉。
子供の頃こんなのもらっていたらテンションが振り切れていたかもしれない。
何せシャボン玉で遊んだあとチャンバラまでできてしまうスグレモノだ。

シャボン玉のエクスカリバー度
見た目のそれっぽさ ★★★★☆
引き抜く人の勇者度 ★★☆☆☆

引き抜くとおそらく剣ぽさが半減してしまうのが残念なところ。
子供しか引き抜く事が無い(むしろ大の大人がこれで遊ぶ勇気は無い)ので勇者度は2点に。

○まとめ

今回写真に撮ることはできなかったが、社長室のデスクにあるペンなんか勇者度は高いと思う。
いくら秘書といえどあのペンを引き抜く事はできないだろう。

これからも見つけ次第撮っていきたいと思います。

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